笑えばいいじゃない、その顔で! 綾小路きみまろです
全国の中高年の皆さま、新年あけましておめでとうございます。長年生きてこられて、今年も生きていかれるわけですね、その顔で。謹んでお喜び申し上げます。
あの綾小路きみまろさんの口調です。
山陽新聞2010年(平成22年)1月1日号31面の記事です。
私はこのページを切り取って手元にファイルしています。そして、毎朝、この記事を音読しています。
口が少しもつれることがありますが、口の体操にはもってこいです。
アタマも活性化します。
綾小路きみまろは私のアイドルです。今年は”アラ還”、還暦だそうです。きみまろの「毒舌」は中高年にとっては「愛言葉」なんですね。
若いころは良かった。思えば、あの小さな玄関でお見送りした。
「行ってらっしゃい、アナタ。何時ごろ帰ってくるの? チューして。ね、ここにチューして…」
あれから40年。
「何、もう帰ってきたの? ケッ」
朗読や腹話術の勉強をしている関係で、それ用の発声練習をしてはいますが、”きみまろ”での朝の発声練習は鬱憤が晴れます。
朝の口の体操で一日が軽やかになるなんて、幸せじゃありませんか。
書斎にはカット写真のような本がずらり。『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房 綾小路きみまろ独演会』(2002年、PHP研究所、1,200円)はきみまろが売り出された時機の本です。もちろん、CDやDVDもそろえ、にやりとしたり笑い転げたり。
声に出して読む! 気持ちのいいもんですよ。
あ、そういえば、建部大学(高齢者学級)の世話をしていた時分には、新聞のコラム欄(「天声人語」や「滴一滴」など)の音読を受講生に勧めていたんだっけ。
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