サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 東京・北の丸公園の今年のタチアオイは(立葵)は白花だけ? ピンクの花は… | トップページ | タチアオイ(立葵)の花言葉って何? »

2016年6月 8日 (水)

タチアオイ(立葵)は『万葉集』や『源氏物語』にも登場… 千年以上も昔から?

Img_0212

 *

 日本には薬用としてタチアオイ(立葵)が渡来し、古くから親しまれていたそうです。

 それはいつ? 明治時代? 江戸時代? 室町時代? 鎌倉時代? 平安時代? 奈良時代?

 そんなにさかのぼらなくてもいいんじゃないの? それが普通の感覚でしょうね。わが輩もそうです。

 *

 『万葉集』にはこんな歌があります。

>>>

 梨棗(なしなつめ)

 黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ

 延(は)ふ田葛(くず)の

 後も逢(あ)はむと

 葵(あふひ)花咲く

>>>

 なんと、”葵の花が咲く”とずばりと詠んでいるのです。”会う日(陽)”=”あふひ”=葵です。ということは、アオイ・葵は奈良時代末期にはすでに親しまれていたことになります。

 『源氏物語』の柏木にはこんな歌が登場します。

>>>

 くやしくぞ つみをかしける あふひ草

 袖のゆるせる かざしならぬに

>>>

 光源氏と柏木の逢い引きを”あふひ草”とかけています。アオイの「あふひ」(お日様に会う)語源説と見事にマッチさせた表現です。平安時代には男女の切ない恋心に詠まれるほどに親しまれていたんですね。

 *

 今更なんですが、わが輩も驚きです。

 何気なく眺めているタチアオイ(立葵)という草花なんですが、千年以上も昔から親しまれていたって思いも寄らぬことですね。

 *

*****





 

« 東京・北の丸公園の今年のタチアオイは(立葵)は白花だけ? ピンクの花は… | トップページ | タチアオイ(立葵)の花言葉って何? »

自然観察・園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1195272/65962631

この記事へのトラックバック一覧です: タチアオイ(立葵)は『万葉集』や『源氏物語』にも登場… 千年以上も昔から?:

« 東京・北の丸公園の今年のタチアオイは(立葵)は白花だけ? ピンクの花は… | トップページ | タチアオイ(立葵)の花言葉って何? »