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2016年4月26日 (火)

牡丹(ボタン)の名前の由来は? 『枕草子』にも登場する牡丹の「牡」は?「丹」は?

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 牡丹(ボタン)の原産国は中国です。2世紀頃には、根皮に沈痛や沈静、消炎の効果があるというので女性向けの治療薬として栽培されていたそうです。5世紀頃になると、花として観賞されるようになります。

 日本には平安時代に、真言宗の祖である空海が持ち帰ったとされています。清少納言(せいしょうなごん)の『枕草子』の「殿などのはしまさで後」(一三八段)には《まゐりて見たまへ。あはれありつるところのさまかな。対の前に植えられたりける牡丹などの、をあしきことなど、のたまふ》と牡丹が登場しています。また、藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)『蜻蛉日記』(かげろうにっき)中巻には、《まづ僧坊におりゐて、見出だしたれば、前にませゆひわたして、また、なにとも知らぬ草どもしげき中に、牡丹草どもいと情なげにて、花散りはてて立てるを見るにも、花も一時といふことを、かへしおぼえつつ、いと悲し》と出ています。

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 ところで、どうして牡丹なのでしょうか。

 「牡丹」は漢語です。音読みをすると「ボウタン」⇒「ボタン」です。「牡」は呉音では「ム」「モ」ですが、漢音は「ボウ」でその慣用音が「ボ」です。だから「ボタン」となります。

 牡丹の「牡」はオスの意味です。「丹」は赤い色です。ひょっとすると薬? おっとっと、お分かりですか。

 わが輩はこれだけでは牡丹の意味が分かりません。

①結実するのに根から生えていることから雄を意味する「牡」と、花色の赤を意味する「丹」が合わさって「牡丹」と称されるようになったという説。

②雄しべや雌しべが花弁に変わり、種子ができていくところから「牡」と形容されたという説。

 どうもよく分からないのです。語源辞典を引いてもすっきりしません。

 こりゃあ、弱ったなあ、このままでは引き下がれません。

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 そこで発想を変えてみました。そもそも牡丹は「牡」というものとどのような関係があるのでしょうか。

 牡丹は高価です。わが家・竹内流相伝家道場には5株ありますが、1株が5千円前後しました。20年ほど前のことです。今では丈が80㎝~160㎝くらいになっていますが、島根県の大根島で入手したものです。

 その栽培方法なのですが、今では芍薬(シャクヤク)を使った接ぎ木で牡丹を増やしています。しかし、これは戦後(第二次世界大戦後)になってのことらしいです。それまでは、種子から牡丹を栽培しかできなかったそうです。手間暇がかかり、牡丹は「高嶺の花」だったんですね。

 ということは、雄しべと雌しべが重要な意味をもつことになります。そこで種を増やす元になる「牡」の価値が表に出たというわけです。

 おっとっと、分かったような気がするんですが、何かしらこじつけのようですな。

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