サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 強い冬型の気圧配置で竹内流道場も雪の装いに… | トップページ | 1月の写真は『富士飛翔』… 今年は百均の”格安カレンダー”で! »

2016年1月20日 (水)

備中地域に伝わる古武道にかかる伝統文化親子教室なのに、美作国生まれの「竹内流」(たけのうちりゅう)が登場するとは?

Img_8352

 *

 あれれ、備中地域に竹内流(たけのうちりゅう)が伝わっていた? 倉敷マスカットスタジアム武道場で竹内流相伝家一門が演武するなんて、こりゃあ変だ、今回の第1回倉敷市武道演武大会でそう思われた方がいらっしゃるようです。特に、大会テーマ「備中地域に伝わる古武道に…」の文言を読むと、「竹内流=備中地域に伝わっている古武道」と勘違いしてしまいます。しかし、そうではありません。竹内流が備中地域に伝わっている古武道だというのではありません。この地域にも門人を通じて竹内流が伝わっていたという意味です。

 竹内流といえば、戦国時代の天文元年に創始された古流武術です。流祖の住んでいた地域は美作国(みまさかのくに)です。当時は「捕手」(とりて)と呼ばれ、腰廻小具足(こしのまわりこぐそく)などの名称で有名になった武術なんです。冒頭写真は「脇差落手」(わきざしおとしで)で捨て身の回転技をしている場面です。この竹内流が、どうして備中地方に伝えられているのでしょうか。

 その答えはいとも簡単です。竹内流の宗家や相伝家に流儀の手ほどきを受けた人が備中地方にいたからなのです。少数ではありますが、竹内流の門人がいたのです。

20160120_2

 それは、備中地方だけはありません。竹内流発祥の地である美作をはじめ、備前、備中、備後はもちろん、全国各地に門人が散在しています。上の写真は竹内藤十郞家に伝わる門人帳の一部ですが、播州(兵庫県)、伯州(鳥取県)、淡州(兵庫県)、備中(岡山県)、當郡(久米北条郡⇒美作)、芸州(広島県)、東肥(熊本県)などから来訪して稽古をした様子が読み取れます。嘉永・安政年間のものですが、このように大勢の方々が竹内流を稽古し、その名が広まっているのです。

 ここで忘れてはならないことは、竹内流というのは、竹内家(岡山市北区建部町角石谷)だけが家督相続の形で子から子へと伝承していることです。流儀と血脈を創流以来世襲の形で伝え、師を名乗ることのできるのは竹内藤一郎(宗家)と竹内藤十郎(相伝家)の二人だけです。その師や師範代、兄弟子から門人は流儀の手ほどきを受けるのです。

Img_8379

 上の写真は、腰廻小具足(こしのまわりこぐそく)の「大殺無外」(おおごろしはずれなし)ですが、宗家や相伝家の手ほどきを受けた門人にはお馴染みの形(かた)です。備中地方でもこのような稽古や演武が行われていたと想像されますが、実際はどうだったのでしょうか。

 今回は倉敷市に招かれ、竹内流相伝家一門が伝統の流儀を披露しました。

*****






 




« 強い冬型の気圧配置で竹内流道場も雪の装いに… | トップページ | 1月の写真は『富士飛翔』… 今年は百均の”格安カレンダー”で! »

古武道・戦国時代・江戸時代」カテゴリの記事

コメント

「芍薬の会」で活動させて頂いております、この度は迫力のあるものを豪快に見せて頂きました、驚いたのは当地「備中地域の人々」だと思います。 
丁度、先生方の演武中には市長のお隣りにおりましたが、2、3の質問を受けましたので、また 日を改めてお紹介させていただこうと思います。
ひたすら、驚かれます伊東香織市長のそばで、もっと驚きましたのが、これは伝わったものが.....いかに変化していってしまっているものか、という新たな発見と検証ができたものでございます。
一子相伝の責任ある伝承形態を守れておられるお家の流儀ですので、それは言葉では表しようもないほどの血と脈を感じる演武でございます。 備中地域ではその名を模したところで、まったく別の技を見てきたように思います。

倉敷市にまでわざわざ、出向いてくださり、ご披露いただけましたこと。この機会を大切に捉えさせていただきとうございます。 

G7の教育大臣首脳会談とこの大会が同年であることに有意義を感じました。
ありがとうございました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1195272/63531600

この記事へのトラックバック一覧です: 備中地域に伝わる古武道にかかる伝統文化親子教室なのに、美作国生まれの「竹内流」(たけのうちりゅう)が登場するとは?:

« 強い冬型の気圧配置で竹内流道場も雪の装いに… | トップページ | 1月の写真は『富士飛翔』… 今年は百均の”格安カレンダー”で! »