サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 日本古武道協会(事務局:日本武道館内)の事業に竹内流柔術も参加… | トップページ | 「いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」のアヤメ(菖蒲)ってどんな花? »

2015年7月 5日 (日)

「アヤメ」と「ショウブ」を漢字で書いたら… ええっ、どちらも「菖蒲」?

Dscf1225

*****

 岡山後楽園(岡山市北区)には、アヤメやカキツバタ、ハナショウブなどが今を盛りと凜々しく咲き誇っています。

 おっとっと、「アヤメ」を漢字で書こうと調べてみたら「菖蒲」です。

 あれれ、「ショウブ」を漢字で書いたら「菖蒲」なんです。

 「菖蒲」に「菖蒲」…

 どちらも同じ漢字なのです。

 ええっ、こんなことってあるんでしょうか。現にあるのです。漢字で書いたらまったく同じなのです。

 *

 『広辞苑』(岩波書店)で検索してみました。

《アヤメ》

 あやめ【菖蒲】

①アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。(以下略)

②ショウブの古称。

(以下略)

《ショウブ》

 しょうぶ【菖蒲】

 サトイモ科の多年生草本。根茎は水底の泥中に横たわり、葉は長剣状で80センチメートル余。(中略) 古くは「あやめ」と呼んだが、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブの類とは葉の形が似るだけで、全くの別種。

 *

 「アヤメ」と「ショウブ」は別物です。アヤメ科とサトイモ科の違いとは驚きです。それなのに漢字で書くとどちらも「菖蒲」なのです。

 おっとっと、『広辞苑』の《あやめ》の説明では「ショウブ」の古称と載っています。《しょうぶ》の説明では古くは「あやめ」と呼んだとあります。ややこしくなりました。古くは「アヤメ」であったものが今では「ショウブ」? それなのに「アヤメ」が現にあり、「ショウブ」も別にあるって不思議です。

 *

Dscf1226

 さらに『広辞苑』で検索してみました。

《ハナショウブ》

 はなーしょうぶ【花菖蒲】

 アヤメ科の多年草。ノハナショウブを原種として、日本で改良された。(中略) 俗に「しょうぶ」というが、節句に用いるショウブ(サトイモ科)とは別。

 *

 そういえば、「(節句の)ショウブ」(サトイモ科)も「ハナショウブ」(アヤメ科)も俗に「ショウブ」と言っていますね。

 でもねえ、課題はまだ解決されていません。「アヤメ」「ショウブ」「ハナショウブ」を漢字で書いたら「菖蒲」「菖蒲」「花菖蒲」となるんです。どうして「菖蒲」なんでしょうかね。

 これぞ、「おとなの勉強」の難問です。

 *

*****





« 日本古武道協会(事務局:日本武道館内)の事業に竹内流柔術も参加… | トップページ | 「いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」のアヤメ(菖蒲)ってどんな花? »

自然観察・園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1195272/60633457

この記事へのトラックバック一覧です: 「アヤメ」と「ショウブ」を漢字で書いたら… ええっ、どちらも「菖蒲」?:

« 日本古武道協会(事務局:日本武道館内)の事業に竹内流柔術も参加… | トップページ | 「いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」のアヤメ(菖蒲)ってどんな花? »