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2011年1月 3日 (月)

竹内家の正月の「歳桶」(としおけ)が『日本の武道 柔術』(講談社)に所収…

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 珍しい写真を久々に見ました。

 『日本の武道』(講談社、昭和58年、全8巻、現金価格セット定価188,000円)柔術編13ページに所収の「歳桶」(としおけ)です。

3114  この写真は、竹内家(竹内藤十郎家)の床の間に飾られていた正月の歳桶です。昭和58年のお正月でした。稽古場(明治道場)の畳の上に置き換えて、講談社のカメラマン、仙波志郎さんが特殊撮影をしたものです。

 もちろん、12月31日と1月1日のブログで紹介した掛け軸「若歳八将神」の前に飾られていた歳桶です。

 この歳桶の中には大きな「鏡餅」が入れられています。その丸め方は秘伝ですが、家族の者は誰でもが知っているいとも簡単な仕方です。少々コツがいりますが、ああ、そんな丸め方があったんかと感心するような方法です。

Img_0271 その周りには丸餅を12個、するめを1枚、昆布を1本お供えします。”家族が若歳様と一緒に食む”という意味が籠められているのです。もちろん、実際にはお雑煮にして食べるのですが。

 なお、するめは正月の朝すぐに取り出してお雑煮の出汁に使われます。歳桶に入れたままにしておくと、するめ独特の臭いが部屋中にたちこめて大変なんです。

 そして、「歳徳大善神」のお札(両山寺さんが師走に届けてくださったもの)を「お飾り」に付けて歳桶の中央に供え、桶の上に「守り刀」を飾るのです。

 この歳桶の前に、一昨日のブログで紹介した「新年祝賀之儀」に使うお三方を飾るってことなんです。

Img_0289  我が家ではここ数年、鏡餅は「歳桶」に代わって「お三方」に載るようになっています。風習は少しずつ様を変えていますが、その折々に、伝統を記録しておきたいものですね。

 その点、『日本の武道』所収の「歳桶」の写真は、今となっては貴重なものです。特に、「よろいどおし」のような短い刀を飾る風習は、竹内流武術を伝承している家だからこその独特の飾り方なんですね。

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