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2010年1月31日 (日)

「左右」と「右左」の読み方は? 「右」と「左」のルール

 演劇の舞台と落語を引き合いに出して、「右」と「左」のルールをおしゃべりしてきました。

 落語『寿限無』に登場する父親になったばかりの八五郎は、時には顔を右30度、時には左30度にふってしゃべりました。それにはそれ相応の理由がありました。江戸の昔から確立されてきた「右」と「左」のルールです。

 あれれ、「みぎ」とか「ひだり」とか言っていますが、おかしなことに気づきました。

 「右」「みぎ」「左」「ひだり」と漢字やひらがなで書けるのですが、「みぎ」と「ひだり」を漢字だけで書いたらどうなるんでしょうか。

① 「右左」

② 「左右」

 この二つの書き方があります。

 さて、私たちはどう読んでいるのでしょうか。

 ①の場合、私は「みぎひだり」と読んでいます。普通はそう読みますね。訓読みです。音読みの「ゆうさ」「うさ」なんて聞いたことがありません。

 念のために『広辞苑第五版』(岩波書店)で引いてみましたが、「ゆうさ」「うさ」という読み方は出てきませんでした。「みぎひだり」の意味としては、「右と左」「即座にやりとりすること。右から左」「右と左とを取り違えること」とあります。

 ②の場合、私は「さゆう」と読んでいます。普通の読み方はそうですね。音読みです。

 『広辞苑』には、「ひだりとみぎ」「ひだりやみぎ。はっきりしないこと」などの意味が出ています。

 この②の場合ですが、「ひだりみぎ」とは読まないのでしょうか。訓読みです。

 念のために『広辞苑』を引いてみました。何と訓読みの「ひだりみぎ」があるのです。「左と右。さゆう」「左と右と位置の転倒していること」と意味が出ています。

 ええっ、そうだったのかと、今になって驚いています。後者の読み方はこの歳になって初めて知りました。

 ①の「右左」訓読み「みぎひだり」だけで、音読みはありません。

 ②の「左右」には、音読み「さゆう」訓読み「ひだりみぎ」があります。

 どうなっているんでしょうか。不思議ですねえ。

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