サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

2016年7月19日 (火)

誰かが梅雨明けを宣言? 気象庁や地方気象台が宣言?

20160719

 *

 聞いたようで聞いていないのが「梅雨明け宣言」という言葉です。

 えっ、今更どういうこと?

 7月18日に西日本は梅雨明けとなりました。そうなんですが、気象庁は、東海地方や近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方などが梅雨明けしたと”宣言”したのでしょうか。ひょっとすると、地方気象台がそんな”宣言”をしたのでしょうか。

 *

 山陽新聞の社会面に「中国地方梅雨明け 平年より3日早く」という見出しの記事があります。読み進めてみます。

>>>

 広島地方気象台は18日、中国地方が梅雨明けしたとみられると発表した

>>>

 あれれ、「…と宣言した」とは言っていません。「…したとみられると発表した」です。

 さらに読み進めてみます。

>>>

 気象庁は東海や近畿、四国、九州地方の梅雨明けも18日に発表した

>>>

 これも「…発表した」です。

 どうやら、「梅雨入り宣言」とか「梅雨明け宣言」という言葉は、わが輩のアタマの中だけにあったんでしょうかね。

 *

*****

 

2016年7月10日 (日)

アジサイの花言葉…「移り気・浮気」「あなたは美しいが冷淡」「高慢・無情」

Img_0174

 *

「移り気」「浮気」

 咲きたてのアジサイは淡い黄緑色です。

 それが薄いクリーム色になったり青や紫色がかった青になったり、赤っぽい紫になったりします。土壌の性質にもよりますが、花の色が移ろうんです。その様を心の移ろいととらまえた花言葉です。

 *

Img_0362

「あなたは美しいが冷淡!」

 青や藍などは寒色ですが、アジサイの青や藍などの美しさから生まれた花言葉です。清らかで知的なのですが、冷静で近寄りがたい感じです。ひいては冷淡なのです。

 少々、手厳しい花言葉ですな。

 *

Img_0368

「高慢」「無情」

 高慢? ああ、アジサイを見る人によってそう感じるんですね。ひょっとしたら、手まり咲きのアジサイのことでしょうか。

 無情? えっ、何なに? ガクアジサイにそんな雰囲気が漂っているって? 

 同感です。

 *

*****








2016年7月 9日 (土)

アジサイの花言葉…「元気な女性」「辛抱強い愛情」「一家団らん・家族の結びつき」

Img_0323

 アジサイには明るい花言葉があります。

 *

「元気な女性」

 フランスの花言葉です。

 ヨーロッパの土壌はアルカリ性が強いので、アジサイは赤やピンクに色づきやすいんです。かわいらしい色をした花のイメージです。また、アジサイの咲く頃のフランスは穏やかな季節ですので、そのイメージを上乗せして「元気な女性」となったそうです。

 *

「辛抱強い愛情」

 日本の鎖国時代のことですが、長崎に来日していたドイツ人医師・シーボルトは国外追放、再渡航禁止処分を受けました。その際、アジサイを祖国に持ち帰り、「オタクサ」と命名しました。彼の心のうちには日本人女性・楠本滝(くすもとたき、お滝さん)が住みついていました。彼女を想う心が「辛抱強い愛情」という花言葉となったそうです。

 また、アジサイは開花期間が長く、しとしとと雨の降る中をじっと堪え忍ぶように咲いています。その姿はまさに「辛抱強さ」の象徴です。

 *

「一家団らん、家族の結びつき」

 ガクアジサイは平べったい感じですが、ひとまとまりのある花です。また、ホンアジサイは手まりのように丸くまとまっています。まさに家族団らんそのもののようです。

 *

 明るく素敵な花言葉ですね。

 *

*****








2016年7月 4日 (月)

「あ・じ・さ・い」って何? アジサイの語源を探ると…

Img_0334

 *

 一口に「アジサイ」と言いますが、そもそも「アジサイ」って何?

 現代語で探してみるんですが、見当たりません。「味彩」(あじさい)を連想してみるんですが、これでは食べ物を連想してしまいます。

 「あづさヰ」という言葉があるそうです。「あづ」は集まるさまを意味します。ということは、「あづ」=「あつまる」です。

 「さヰ」は「さ・あ・い」です。「さ」は小さいものを表す接頭語で、小さい「藍(あい)」が集まっている様子です。

 つまり、青い小さな花が集まって咲くところから「あじさい」となったようです。

 *

 何なに、「あぢ・さはふ・あゐ」だと?

 ”あぢ”はシベリア東部で繁殖して日本などに飛来して越冬するアジガモ?

 ”さはふ”は「障ふ」? 妨げる意味になります。

 ”あゐ”は藍です。アジサイの藍色の花びらです。

 ということは、美しいアジガモが網にかかって羽ばたいているような藍色のアジサイをイメージすることになります。

 へえーっ、「アジ・サハフ・アヰ」がこんなことでアジサイとなるなんて、今時のアタマの体操ですな。

 

****






2016年6月22日 (水)

「早ヨオ出ニャアオエンデエ」とは岡山弁で… JAF(日本自動車連盟)の交通安全キャンペーン

Jaf20160625

 *

「雨が降っとったら早よお出にゃあおえんでえ」

 JAFにはパンクやバッテリーあがりで大変お世話になったいるのですが、地域のお得情報のちらしにこんな表現がありました。梅雨時です。交通安全キャンペーンの一環の呼びかけです。

 ええっ、何なに?

0 「降ットッタラ」?

0 「早ウ」?

0 「出ニャア」?

0 「オエン」?

0 「デエ」?

 これらは岡山弁の特色を表している言葉です。

 「降ットッタラ」は共通語では「降っていたら」です。「…していたら」は岡山弁では「…シトッタラ」となります。「テレビを見ていたら」だったら「テレビを見トッタラ」となります。何かしらぴょんぴょん跳ねている感じですな。

 「早ウ」(ハヨウ)は「早く」です。この調子でいけば「遅く」は「遅ウ」(オソウ)となります。「深く」は「深ウ」(フコウ)、「浅く」は「浅ウ」(アソウ)となります。

 「出ニャア」は「出なければ」です。「しなければ」は「セニャア」、「行かなければ」は「行カニャア」となります。

 「オエン」は「いけない」(駄目)です。「イケン」とも言います。

 「デエ」は「…ですよ」の語尾強調で、「エ」は音を延ばす「ー」と同じです。本例の場合は、命令ほどではないにしても相手にちょっとだけ押しつけるというか、指示助言するようなときに付け加える言葉です。

 *

 JAF岡山支部交通安全委員会のキャンペーンです。地元ならではのキャッチフレーズです。

 よし、ケエカラア(これからは)、チイト(ちょっと)早ウ出ニャアオエンノウ

 *

*****

2016年6月 5日 (日)

「梅雨」の語源は? 「ばいう」? 「つゆ」? 俳句「五月雨を…」(芭蕉)

Img_0178

 *

 「つゆ入り」です。「梅雨入り」です。「入梅」です。日本列島は「梅雨前線」の影響を受けます。あ、北海道は除きますね。

 *

 ところで、「梅雨」はどう読むの?

 そうだな、「ばいう」でも「つゆ」でもどっちでも通用しますよ。そのときに応じて使い分ければいいんじゃないの。これがわが輩の見解です。

 ”梅の雨”と書いているのにどうして「ばいう」?

 中国から「黴雨」(ばいう」として伝わったのです。黴(かび)の生えやすい時期の雨という意味です。カビでは語感があまり良くないというので同じ「ばい」でこの季節に合った「梅」の字を当てて「梅雨」としたのです。だから「梅雨」は「ばいう」なんです。

 では、”梅の雨”と書いているのにどうして「つゆ」?

 日本では江戸時代中頃から「つゆ」と呼ばれるようになったようです。『日本歳時記』に「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」と記されています。「淫雨」(いんう)とはいつまでも降り続く雨のことです。日本で「つゆ」と呼ばれるようになったのは露(つゆ)に由来しています。梅の実が熟し潰れる時期ですので「潰ゆ」(つゆ)となったという説もあります。

 別にどうってことのないような「梅雨」という言葉なんですが、掘り下げてみると何か不可思議ですし、うっとうしくなってきそうです。

Img_0193

 そこで気分を一新しましょう。

>>>

 五月雨をあつめて早し最上川

            芭蕉

>>>

 五月雨(さみだれ)はもちろん「梅雨」の別称です。景色が雄大です。

 えっ、どうして五月雨と書いて「さみだれ」というのかって? 今ここでそんなことを考えていたら気分がますますうっとうしくなってしまいますよ。

 *

*****







2016年5月21日 (土)

「必死のパッチ」って何? 超変革・阪神タイガースの原口捕手がお立ち台で吠えた!

Dscf5063

 *

 ”必死の”って分かるけど”パッチ”って何?

 阪神タイガースの原口捕手がお立ち台で絶叫したんです。

「サヨナラやりました! 最高です! ほんと、しびれるくらいの展開で、皆さんの応援が力になりました。ここで絶対決めてやるという気持ちで”必死のパッチ”で打ちました!」

 ”超変革”をキャッチフレーズにしている阪神タイガースですが、浮き沈みが激しいんです。5月19日、甲子園球場、中日vs.阪神の九回2対2の同点、一死満塁、カウントは3ボール1ストライク。打席に立った原口捕手は四球ねらいではありませんでした。中日又吉投手の145キロを振り抜く殊勲打で、サヨナラ勝ちです。

Dscf5065

 歓喜のシャワーを浴びせられてびしょ濡れになったまま金本監督に抱きつき顔はぐしょぐしょ。ひと月前まで育成選手でしたが、二軍へ、いや一軍へと這い上がり、マスクをかぶり、振り抜き、初の”サヨナラ”を打ったんです。その結果が、お立ち台での「必死のパッチで打ちました」となるんです。

 *

 ”パッチ”? ひょっとしたら”股引”(ものひき)のこと? ああ、そうか、子ども時分にはパッチをはいていました。股引といえば今風にいえば”ダサい”感じでしたのでそう呼んでいたようですが、少し薄手の股引です。今頃は”ズボン下”と呼んでいる下着です。

 そのパッチを必死ではくときのたとえの表現です。一生懸命にやるときの最上級のセリフです。関西圏でもっぱら遣われる表現で、2008年頃のヒーローインタビューで現阪神タイガースの作戦兼バッテリーコーチの矢野捕手、これに続いて関本選手が叫びました。阪神移籍で話題を呼んだ西岡選手がサヨナラ打を放ったときや藤波投手がプロ3戦目で初勝利をあげたときにも口にしました。

 *

Dscf5064

 「必死のパッチ!」

 ヒーローインタビューのお立ち台でその絶叫がこだまするでしょうか。その回数が増えれば超変革を実感できるんですがねえ。

 えっ、何なに? ”超変革”は来シーズンに備えるためだって? いえいえ、勝っても負けても、金本流に徹底して必死にやる姿が超変革なんですよ。

 お~お~、お、おっ! さて、「必死のパッチ」を期待しましょうか。

 *

*****



2016年5月19日 (木)

「遠流」(おんる)って何? NHK歴史ヒアヒストリア「…大奥物語」に登場した歴史用語…

Img_1772_2

 *

 「遠流」(おんる)って聞き慣れない言葉です。江戸城の大奥トップの大年寄となった江島が一大スキャンダルに巻き込まれ、遠流となったのです。

 日本国語大辞典には「遠流」について次のような説明があります。

>>>

◆えん‐る ヱン‥ 【遠流】

〘名〙 罪人を遠方の地に流すこと。島流し。おんる。

◆おん‐る ヲン‥ 【遠流】

〘名〙 律令制に定める流罪(るざい)のうち最も重いもの。中流(ちゅうる)、近流(こんる)に比べて京からの距離が遠い。延喜式では伊豆、安房、常陸、佐渡、隠岐、土佐等の国がその地とされているが、必ずしもこの六国に限られていなかった。→遠島(おんとう)。

>>>

 あれれ、遠流は「えんる」のように思えますが、NHK流に「おんる」としておきます。

 *

Img_1764

 貧乏旗本の娘・みよは、六代将軍徳川家宣(いえのぶ)の側室月光院が懐妊しときから大奥でお側に仕える身となりました。そして世継ぎが誕生すると「江島」の名を戴いて大奥トップの大年寄に昇進しました。

 しかし、六代将軍家宣の正室である天英院は、将軍との間に生まれた男児を早くから亡くしてしまっておりますので穏やかではありません。当然のことながら大奥には確執が生じますが、大奥トップの江島と歌舞伎役者の生島新五郎が情を通じたというスキャンダルが勃発します。事実無根の事件ですが、月光院への直接攻撃ではなくてその側でお仕えする江島を陥れる作戦です。

 その結果が「遠流」です。間接的には月光院が衝撃を受けることになります。

Img_1774

 月光院への思いを託したと思われる江島の歌が残っています。

>>>

 浮世にはまた帰らめや武蔵野の

 月の光の影もはずかし

>>>


Img_1789

 もう江戸には帰ることができない土地へ流されました。与えられたのは8畳一間です。周囲には厳重な柵が張り巡らされました。

Img_1776

 享年61歳ですが、『検死問答書』には付け置いた下女の発言が記録されています。大奥の『女通法度』に「何事によらず外様へもらし申すまじき事」と厳しく規定されているとおり、遠流された期間中、大奥のことは一切口にしなかったそうです。

Img_1745_2

 まあ、大奥といえば晴れやかなイメージを描いてしまうんですが、究極の人間模様が展開された場所なんですね。

 *

*****




 

 



2016年5月15日 (日)

「かきいれどき」の正しい表記は? 「掻き入れ時」? 「書き入れ時」? 

Img_1693_2

 *

 五月のゴールデンウイークは過ぎましたが、絶好のチャンスでしたか。「かきいれどき」でしたでしょうか。

 えっ、「かきいれどき」? 

 どっさりとお金を掻き入れるチャンス?

 *

Img_1693

 実はNHKテレビを見ていたときなんですが、字幕に「書き入れ時の大型連休」と出ていました。「書き入れ時」? そんなはずはない。「掻き入れ時」なんだと国語辞典を引きました。

>>>

かきいれ‐どき》【書き入れ時】

〘名〙商店などで、売れ行きが最もよく、もうけのきわめて多いとき。

[注意]「搔き入れ時」と書くのは誤り。

 明鏡国語辞典 第二版

〘名〙 多くの利益が最も期待されるとき。転じて、利益の多いとき。商売のもうかるとき。商売に忙しいとき。仕事が集中するとき。かきいれ。

 日本国語大辞典

>>>

 何と、「掻き入れ時」は間違いだというんです。「書き入れ時」が正解です。帳簿の書き入れに忙しい時の意味だそうです。

 はあっ? 「書き入れ」の意味だったんです。「掻き入れ時の大型連休 今年は?」といいうのが正解です。

 思い込みってのは恐ろしいものです。「掻き入れ」が正しいとばかり信じていました。いえ、勝手にそう思い込んでいたんです。

Img_1693_3

 この歳、超熟年になって初めてこんなことに気がつきました。よくもまあ、これで人生が務まったもんです。選りに選って教職なんてねえ。

 まあ、これからもしばらくは「おとなの勉強」ですよ。

 *

*****

 

2016年5月14日 (土)

茶花「テッセン」(キンポウゲ科クレマチス属)で俳句を… 「客人の…鉄線花」

Img_1702

 *

 「テッセン」(鉄線)はキンポウゲ科クレマチス属のつる性植物です。つるが細くて、鉄線のように丈夫なのでそう呼ばれています。クレマチスという方が一般的かも知れませんが、わが輩のアタマの中ではもっぱらテッセンです。冬分でも支柱に巻きついて残っている植物だという印象が強いからです。

 テッセンは”茶花”です。おっとっと、そういえば茶室に飾る花のように思えますが、わが家では玄関アプローチで咲いています。鉢植えにしていますので、花の時季には場所を移動させているんです。

 西洋の花言葉に「旅人の喜び」というのがあります。旅人が快適に宿泊できるように宿の玄関にクレマチスを植えて迎えていたという風習に因んでいるそうです。ということは、わが家では「客人の喜び」ということになります。

 ここで一句…

>>>

 客人の目の泊まり居る鉄線花

             たけお

 ※ 「鉄線花」(てっせんか)は夏の季語です。

>>>

 日本では茶室に飾る”茶花”です。花言葉に西洋との共通点があるようで面白いですね。

 *

*****

より以前の記事一覧